
Oさん(30代・男性)
| 債務整理の種類 |
|
|---|---|
| 借入の期間 | 13年 |
| 借金の理由 |
|
| 借入先の数 | 4社 |
| 担当司法書士 | 司法書士 森 勇輝 |
| 解決実績 | 依頼前 | 依頼後 |
|---|---|---|
| 借金総額 | 290万円 | 0万円 |
| 月々の返済額 | 6.2万円 | 0万円 |
- ※教育費を除く。(養育費は債務整理しても減額や免除されることはありません。)
債務整理の相談経緯
Oさんは大学進学時に利用した奨学金の返済を社会人になってからも続けていましたが、会社の経営統合で配置転換となったことによる、収入減少が直撃。毎月数万円の返済が重くのしかかり、次第に日々の生活費不足に陥るようになりました。
足りない生活費を補うためにカードローンでの借入を繰り返した結果、雪だるま式に負債が増加。気づけば奨学金と借入の総額は260万円に達し、毎月の給与だけでは返済が不可能な限界状態となり、当事務所へ相談に来られました。
司法書士による債務整理の対応
初面談の際、Oさんは「奨学金という前向きな借金から始まり、ただ普通に生活していただけなのに、なぜ自己破産まで追い詰められてしまったのか……」と、真面目な方だからこそ強い自己嫌悪に陥り、深く傷ついている様子でした。
私はまず、「Oさんの努力が足りなかったわけではありませんよ」と伝えて、心を落ち着けていただきました。
近年、生活費不足をきっかけに、若い世代や働き盛りの世代が奨学金の返済に行き詰まるケースは非常に増えています。
Oさんの収入と月々の固定費を冷静に分析したところ、このまま無理をして返済を続けても生活が困窮する一方であり、早期に法律の手続きを使ってリセットすることが最善の選択肢であると説明し、自己破産の手続きを進めることになりました。
受任後、速やかに各債権者(奨学金の借入先も含む)へ「受任通知」を送付しました。
これにより、毎月のように口座から引き落とされ、Oさんを精神的に追い詰めていた督促や返済のプレッシャーを即座にストップさせました。
その後は裁判所への申し立てに向けた準備です。
Oさんの借金はギャンブルなどの浪費ではなく、不可抗力による収入減少と生活費不足が原因であるため、その正当な経緯を客観的なデータ(給与明細や家計簿)とともに書類にまとめました。
同時に、今後の生活で再び赤字を出さないよう、現在の限られた収入の範囲内で無理なく暮らせる収支バランスへの見直しを二人三脚で進めていきました。
債務整理の解決結果
裁判所に丁寧な申し立てを行った結果、Oさんの誠実な事情と困窮した家計状況が認められ、無事に免責が許可されました。これにより、290万円の借金はすべて消滅しました。
手続きを終えたOさんは、「毎月、口座残高を見てはため息をつく日々からようやく解放されました。これからは前を向いて、貯金ができる生活を目指します」と、本来の穏やかな笑顔を取り戻されました。
奨学金や日々の生活苦から始まった借金は、「自業自得ではないか」と一人で抱え込んでしまいがちです。
また「奨学金は公的なものなので、自己破産をしても消滅しない」と思い込んでいる方もいますが、それは勘違いです。
奨学金もキチンと自己破産の手続きを取ることで返済を免除してもらうことができますので、まずはご相談いただくことをおすすめします。

- ※お客様個人の特定を避けるため、事例については実際の内容から少し変更して記載しております。
- ※写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。








